医療安全対策

医療安全に関するご支援策

全日病福祉センターでは、東京海上日動グループと連携し、医療機関の皆さまに最新の医療安全情報の定期的な提供や、医療安全研修の動画教材の配信など様々な支援策を提供しております。

①医療安全に関する「動画教材」のご提供

新型コロナウイルス感染症の流行に伴いまして、職員感染防止の観点から集合型研修の開催を見送られる医療機関様も多くいらっしゃいます。一方で、感染防止の対策を取りつつ、患者のみならず職員の安全も守ることが求められ、職員一人ひとりの医療安全への意識を高めることがますます重要となっています。
そこで全日病福祉センターでは、職員の皆さまが医療安全研修をストリーミングで受講いただけるよう、東京海上日動メディカルサービス株式会社の「動画教材」を提供しております。

動画教材の特長

  • 1教材20分程度でコンパクト
  • PC・タブレットのいずれでも視聴可能
  • 専門講師の講義内容を動画で分かりやすく
  • 印刷用資料・ミニテスト
  • 動画の視聴にはインターネットの環境が必要でデータ通信量がかかります。
  • ストリーミング配信のため、保存・コピーはできません。

教材のテーマ

  • 今改めて考える医療安全
  • 安全を守るための職員間コミュニケーション
  • インシデント報告からはじめる事故防止
  • 医療にかかわる人の倫理
  • 医療現場における個人情報の取り扱い
  • ヒューマンエラーの理解
  • 患者・家族との良い関係を築くコミュニケーション

本教材の活用メリット

  • 集合研修、分散研修、個人研修、いずれにも活用可能
  • 時間の制約を受けずに聴講が可能
  • グループで意見交換などを行う教材としても活用できる
  • 全職員で同じ教材を聴講することで多職種間での意識の共有が図れる
  • 印刷用資料とミニテストにより、研修効果、参加者の確認ができる 等…

② 医療安全研修(講師派遣あるいはweb)の提供

東京海上日動メディカルサービス株式会社では、医療機関向けの医療安全研修を提供いたします。医療安全の基本、ヒューマンエラー、コミュニケーション、職場環境の整備と医療安全に必要不可欠な要素を盛り込んだ研修メニューをご用意しています。

2024年度研修メニュー

  • 報告文化を育てよう!~インシデント報告の重要性~
  • エラー防止の実践~5S・KYTを活用して~
  • ワークで学ぼう!みんなのSBAR ~報告・連絡のためのコミュニケーションスキル~
  • チームワークを高める「心理的安全性」
  • 医療サービス職のためのトラブルを回避する伝え方
  • 医師が語る 誤嚥防止  ~摂食嚥下とは~
  • 警察OBが語る 院内クレーム・暴力対応の実際
  • 事例から考える 医療現場の個人情報の取り扱い
  • 医療安全のためのノンテクニカルスキル
  • 患者・家族との良い関係を築くコミュニケーション~納得と信頼を築くために~
  • 医療安全のためのアサーション~自分も相手も大切にするコミュニケーションスキル~
  • 感染管理の原理原則と感染症の最新情報
  • 医師が語る 事例から学ぶリスクマネジメント
  • 医療勤務環境改善セミナー

HSP®サービス

HSP®(Healthcare risk-management Support Program)は、東京海上日動メディカルサービス株式会社が医療安全管理者の活動支援を行うサービスです。

HSP®の概要

  • 医療安全ニュースのメール配信(毎週)
  • 医療安全に関する解説『リッスン通信』お役立ち情報『医療安全トピックス』の提供(月1回)
  • 医療安全に関する意識調査ツール料金の割引(通常価格より5,000円割引)

安全向上DVD教材「みんなのSBAR」の販売

東京海上日動メディカルサービス株式会社では、医療機関向けの安全向上DVD教材「みんなのSBAR」を販売しておりますので、職員研修のツールとしてご活用ください。

SBAR(エスバー)とは

急いで対応すべき患者や利用者の状態の変化などを電話やPHSなどで相手に適切に伝えるためのコミュニケーションスキルです。